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招き猫 世田谷の豪徳寺 [閑話・ブログ管理人より]

東京、世田谷区の豪徳寺

豪徳寺では「招福猫児」という招き猫を江戸時代から出していた。
一匹の猫に由来する、お寺。

夏の日にあるお寺の門前で住職さんの飼い猫が武士の一行を手招きしたといふ。
鷹狩の帰り道、猫の招きに応じて武士たちは住職さんに休憩をもとめる。
住職さんが皆を招き入れると突然の雷鳴と豪雨。
夕立が止むまでの間、住職さんの仏の説法に武士たちは静かに聞き入ったと。

帰り際に頭領は彦根城主、井伊直孝と名乗る。直孝は説法と出会いの因果をいたく気に召した由。
後年、直孝の死後、その寺に遺体は葬られ、法号にちなみ寺は豪徳寺と改名。
豪徳寺は井伊家の菩提寺となる。猫の死後に和尚は寺に猫を葬り、
人々は猫の招く姿を人形にして招福猫児と称した。
今でも招き猫がたくさん祀られています。

これも実話にまちがいないでしょう。

管理人
2022.3.13

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