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災害時のペット同行避難 [閑話・ブログ管理人より]

災害時、ペットの同行避難:

「どうせすぐにもどれるだろう」と、愛犬愛猫を自宅に残して一時避難したものの、長期にわたり避難解除とならなかった過去の災害に学び、今はペットの同行避難が原則とされています。(環境省)

「いざというとき役立つ 犬と猫のための災害サバイバル」(香取章子様著) でも、有珠山噴火の事例を引いてペット同行避難が呼び掛けられていました。
同著書によるとペットの避難を可能としたのは、避難所での受け入れです。
ペット不可の避難所も存在したものの、多くの避難所に犬猫がいたとのこと。しつけができていた犬、人馴れした猫、飼主が動物の管理に注意を払い、周囲への気遣いを怠らなかったこと、避難所運営者の理解。これらが円滑な避難所生活には欠かせなかったそうです。
うまくいかなかった事例も紹介されていて、おおよそその原因は上記の成功例の逆の要因、不衛生、犬の無駄吠え等でした。
避難所が無理でもマイカーでの共生、避難所敷地屋外、一時預かり所の利用、同行避難によって後の生活再建へ共に向かうことができたとありました。

東日本大震災の折も「動物緊急避難所」が日本愛玩動物協会、日本動物福祉協会、動物愛護協会等によって設置され、ペットフードの支援等が行われました。
動物を救いたいと思う人には、支援したいと思う人がいます。私たちも支援金やケージを送りましたね。
以上

管理人
2021.6.11


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