SSブログ

地球ドラマチック 「不思議いっぱい猫の秘密」その弐 [猫学のすすめ(猫を知る)]

NHKさんの番組を視聴して、その弐

番組の内容です:

4000年前、エジプトにて、
太陽神ラ―の娘、バステトは猫のような彫像が残っている。
信仰の対象。ネズミ、蛇を退治してくれる猫はありがたい存在。
一方で、神への生贄に捧げられた。
繁殖が行われる。今までは灰と黒のサバトラ柄で、自然にまぎれやすい柄。
茶褐色が産まれる。異色、風変りが好まれた。
また、集団生活の飼育環境で、猫が変化してきた。
茶色の色は野生で暮らすには目立ち、大型の肉食獣に捕食される危険がある。
エジプトで人と生活するにつれ、茶色等の遺伝子が定着して今日に至る。

エジプトの猫の遺伝子を持った猫が、ローマをはじめ世界中へ広がる。船、交易によって。
その後、バイキングも猫を幸運の標として船に乗せた。
中世欧州では、ローマ教皇グレゴリウス9世が猫を脅威の対象、悪とした。
迫害の始まり。

猫の鳴き声と赤ちゃんの泣き声に対して、人は共通点を感じる。
脳の反応が共通、意識的に聞き取る前にすぐに感情の反応を示す。
猫の鳴き声は、乳幼児の鳴き声と同じく人に相手を守らなければならない脳神経を働かせる。「ミー」という鳴き声は人が好ましく感じるのですね。
人は「世話をしなければ」と覚える。「かわいがらずにはられない」と感じる。
猫はそのなき声が人に対して効果的と認識している様。
母猫は子猫に対して、また、猫は人に対してのみ啼く。
猫の顔は感情を表す筋肉組織が発達していない。悲しみ、喜び、人と犬は眉を持ちあげる筋肉が発達。猫にその筋肉の働きはなし。猫の感情を人は顔の表情から把握しがたい。が、痛み、恐怖は耳をかすかに外へひねってから下にむけ、口の辺りをかすかにすぼめて表現している。
猫は人の感情を人の表情から容易に読み取っていると思われる。

猫の行動を司る遺伝子が変化。攻撃性が減り、人懐こくなる。
猫が人に合わせて変化してきた。
今の家猫は野生のリビヤ山猫が起源、今日までその遺伝子を変遷させて人と家庭で共生できるように変わってきた。
人が農耕生活を営み穀物を貯蔵するようになると、ネズミの被害を防ぐ必要が生じた。
猫はネズミを捕食するのに人のそばで生活すると都合がよい。
お互いに必要とする関係を発展させてきた。
猫は人との生活の過程で、炭水化物を消化できるように腸が長くなった。
人と同じ食物をとるから。

以上

雑なメモですいません。詳細はNHKさんのアーカイブなどでご覧ください。
管理人、

2021.3.12



nice!(11) 
共通テーマ:ペット

nice! 11