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こんな猫に誰がした? [猫の飼い方]

獣医学博士の小暮規夫先生の著書 「猫が夢を見ている時はそっとしておこう」(PHP)より、
主旨を簡単に書きます。

問題行動と思われる猫の行動についての説明です。

1)室内猫が急に狂ったように暴れ出す。

健康で遊び好きの血気さかんな子には普通の行動。
鬱積したエネルギーがあふれ出ただけ。狩の対象も危険もない室内猫にはスリリングを体験できない。環境に適応しやすい特性をもっている。遊びによって多くは本能を満たしている。
住環境の急激な変化、ストレスは問題行動の原因になるので注意。


2)愛撫していた飼い主の手を急襲。

くつろぎ、安心して甘えていた猫の急変。
その合図は体を固くし、耳を回し始める。それを見たら愛撫はやめる。
突然恐怖にかられて急襲。過去の不快な記憶、嫌な思いの体験がもどる。
予防には、愛撫の時に名前を呼ぶ、話しかける等の条件付けがよい。
猫のバッグ等への拘束、手当の折には猫をあやす、てなずけるような呼び掛けはせずに、
無言で手早く行う。

動物病院への搬送時、つい、呼び掛けたりしてしまいましたが、反省。。。

同書の副題に「ヒトとネコのしあわせ関係」とあります。
チイスケ君
小暮先生には地域猫を経て某社の飼い猫となった、チイスケ君が何度もお世話になりました。
以上

管理人
2020.5.12







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