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フィラリア 症 [犬の飼い方]

== original column : by the cat advocator

フィラリア症(犬糸状虫症):

フィラリアの成虫:
メスは25~30センチ、雄は10~20センチ。乳白色の糸状。

感染と進行:
フィラリアに罹っている犬の血を蚊が吸うと、犬の血液やリンパ液中に居たミクロフィラリアが蚊の体内に取り込まれます。ミクロフィラリアは蚊の体内で二~三週間後には感染子虫に成長。この蚊が健康な別の犬を刺すと、感染子虫は犬の体内に侵入し、犬の体内を移動しながら数ヶ月かけて成長。フィラリア成虫は主に犬の心室や肺動脈に寄生します。

症状、治療:
感染した犬は呼吸が苦しそうになり、せき、体重減少等が見られる。進行すると、重い貧血、腹水、肝臓・腎臓障害、心臓機能不全等が現れ、末期には血液の混じった泡状のものを吐き、死んでしまいます。
薬物、手術等により治療しますが、完治することは難しく、死亡率も高い。

予防方法:
先ず動物病院で診察を受け、フィラリアに罹っていないことを確認。健康な犬には
一ヶ月ごとに予防薬を投与。感染しても、フィラリアの子虫が犬の体内で成長する前に殺してしまう。予防薬(飲み薬)は獣医師によって処方されます。
投薬は蚊の生息期間。詳細はかかりつけの動物病院で。

猫:
犬ほど危険はありませんが、フィラリアは猫にも感染します。
フィラリアの感染が多い地域では、獣医師さんと要相談です。

以上
管理人