SSブログ

猫と犬のお口のケア 八: リスク [猫の飼い方]

猫と犬のお口のケア 八:  猫と犬、共通です。

今回はリスクについて、
動物病院での歯垢、歯石の除去は全身麻酔で行います。
全身麻酔でのリスクは御周知の通りあります。特に以下の場合、
10歳以上の猫、犬、高齢の場合、
心臓、呼吸器官、肝臓、腎臓、等に疾患がある場合、
肥満している猫、犬、
麻酔をかけても大丈夫か、事前に検査が行われます。

無麻酔での処置、動物病院、他で。
麻酔のリスクがないから安心というわけにはいきませんよ。
日本小動物歯科研究会会長 藤田桂一先生は「歯周病治療は麻酔下でしか行えない」と明言。
以下、リスクの概要。
全身麻酔で丁寧に処置する場合と異なり、歯の表面が滑らかでなく歯垢が付きやすくなる。
歯周ポケットまでは処置できないので、歯石の除去は不可。
痛みや不快感、恐怖を感じてしまう。
実際に報告された事例にも、歯周病の改善なし、悪化。
口腔内の傷、出血、歯の破損、
顎骨、他の体の部位の怪我、不都合等が報告されているようです。
(参考:日本小動物歯科研究会、日本愛玩動物協会資料「withPETs」)
以上

今年もあとわずか、
健康で普通に暮らせることがありがたいのですが、
歳相応にいろいろ体の不都合は出てきます。早めのケアと予防、対処に努めたいですね。
これは、人も猫も犬も一緒。。。

管理人
2022.12.29

nice!(16) 
共通テーマ:ペット

nice! 16