SSブログ

諺にみる「猫」 [閑話・ブログ管理人より]

諺に見る「猫」

バレンタインデーを過ぎてチョコの販売も一段落ついた感。
チョコは美味しい、猫はかわいい。でも、猫さんにチョコは絶対に与えては駄目な品でしたね。カカオの成分が猫の神経異常を引き起こすので危険。

危険といえば、
諺に「猫に鰹節」とは、「過ちが起きやすく油断できない、危険な状態」のこと。
猫にまつわる諺はたくさんあり、どれも一度は聞いたことがあるような言葉です。
その一例:
壱 :猫またぎ
弐 :猫に小判
参 :猫にまたたび
四 :借りてきた猫
五 :猫の魚辞退
六 :猫に傘をみせたよう
七 :猫の首に鈴
八 :鼠捕る猫はつめ隠す
九 :猫の手も借りたい
拾 :猫も杓子も
拾壱:窮鼠猫を噛む

意味:
壱 :猫が見向きもしない、上をまたいでしまうまずい魚
弐 :たいそう価値があるものでも、それを知らない者にとっては意味がない
参 :大好きなもの。著しく効果を発揮するもの
四 :普段とちがいおとなしいこと
五 :うわべ遠慮はする。当座だけで長続きしないこと
六 :不機嫌な様子
七 :危険なことに挑むこと。名案だが成功、実現の見込みがないこと
八 :優れた能力のある者は普段、それをひけらかしたりしない
九 :多忙の時、誰でもいいから助けがほしい様
拾 :だれもかれも皆
拾壱:弱い者でも土壇場になると強い物に逆襲することがある

鳥を使った諺では、以下は好きな諺です。
窮鳥懐に入れば猟師も殺さず
鶏口となるとも牛後となるなかれ
燕雀いづくんぞ鴻鵠の志を知らんや

参考:
「岩波ことわざ辞典」(時田昌瑞氏著)
「常識力@ニャン.COM」(獣医学博士小暮規夫著)

さかな
猫の魚辞退???
以上
管理人
2022.2.20
タグ:猫 諺
nice!(18) 
共通テーマ:ペット

nice! 18