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犬猫の殺処分ゼロへ(熊本市動物愛護センター)  [ワン(犬)・ニャン(猫)ニュース]

「犬猫の殺処分ゼロを目指して」

最近、報道された動愛行政について、御紹介致します。

<熊本市動物愛護センター>
犬猫の殺処分ゼロを目指す行政機関:

1999年度の犬猫の殺処分数1,577匹が、2008年度には187匹に激減。
2009年度(期末3月)も4月~10月迄は僅かに4匹。

特徴:
一:嫌われる行政
二:市民等と協力
三:新しい飼主を探す

原則犬猫の引取は拒否。引取を求める人に対して、終生飼養を説き飼主責任を強く求める。また、里親探しの方法について、具体的(新聞広告等)に丁寧にアドバイス。マナーの悪い犬の飼主(犬の離し飼い、不衛生な多頭飼等)には、直接出向いて改善を指導。納得しない飼主とは時間をかけて話し合う。

飼主のいない猫の繁殖トラブルには、住民集会を開催。不妊の必要性を説き、指導・協力。ペット店にも協力を要請して飼養の手間・費用を説明してもらう。一部のペット店ではすぐに売らず、時として断わる場合もある。

原則引取拒否とはいえ、2009年度4~10月迄に513匹の犬猫を引取・保護。
しかし、その内の299匹(約60%)は新しい飼主に譲渡(譲渡の全国平均は5%程度)飼い易い犬にしつけてから譲渡している。返還も約25%弱(その他、死亡・保護)。
毎週一回、譲渡会を開催。

「命を守る仕事。地域住民の協力を得て、動物に関するトラブルを減らしていく。最後の防波堤という思いでやっている」(熊本市動物愛護センター職員談)

(参照メディア:NTV ZERO 、週間ポスト、他)


以上
管理人

2009.12.24


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