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東京猫物語 第八十九話ー⑦ [「東京猫物語・外猫観察記」(管理人著・猫のお話)]

東京猫物語
第八十九話 猫の友ー⑦

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猫の良さを理解できると、猫との暮らしは家族の健康を増進する。
家族の日常のストレスを緩和し、免疫力を増進すると思われる。

猫は、人の顔色や態度からその心を読み取る。
私たちは猫に不安を与えないように気を配り、心穏やかに過ごすのが望ましい。

猫は勘がいい。
「今日は予防注射に連れて行くぞ」などと私が構えていると、何故か猫は察知して寄り付かない。キャリーバッグに入れるのも一苦労。元気な時、猫は家中を逃げ回る。やっと収容して動物病院へ、車中、アーウォン、ミィミィ、騒ぎ通し。診察台では借りてきた猫そのもの。診察が終ると自分からキャリーバッグの中へ。帰途車中、一声も発しない。

猫が幸せな一生を全うするには、人による適切な支えが不可欠である。
猫の飼主、専有保護者は、真の愛情を以て猫を貴び護る責任がある。
(続く)

もうすぐ 完結! 猫のおはなし

以上
管理人
2017.04.09

「どこにでもいるような飼主のいない猫たち。彼らのことをよく知るほどに、きっと素敵な猫に魅せられるはず。飼主のいない外暮らしは、猫たちにとって決して楽ではありません。どうぞ、懐いたらお家に迎えてくださいね」

*東京猫物語は1998年から数年間、東京都心の某公園で猫たちを観察した体験に基づく実話です。
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