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ペットフードについて:(壱) [閑話・ブログ管理人より]

ペットフードについて:(壱)

今では多くの飼主さんが利用しているペットフード。
いつから使われるようになったのでしょうか。

1860年、ジェームス スプラットさんというアメリカ人がロンドンで世界初と言われている犬のドッグフードを開発、肉、野菜、小麦粉などを原料としたもので、現在普及している製品とはだいぶ違う物だった様。
その後、年月を経て1957年、米国でラルストンピュリナ社がドライタイプのドッグフードを開発。これが今広く食べられているドライフードの誕生でした。原材料等を加熱加圧後、「エクストルーダー」を使って押し出して製品としたドライフード。
エクストルーダーとは、原料を混錬、加熱、加圧等の処理を行い、押出成型する多機能の食品加工機とのことです。詳しく知らないけど。。。。

日本国においては、「ビタワン」が先駆け。1960年、協同飼料株式会社が粉末状のドッグフードを発売、同社のペットフード部門は1963年に日本ペットフード販売会社として分社、独立。翌年、原材料等を加熱加圧後、エクストルーダーを使って押し出す「ドライフード」を発売、現在一般的となっている商品。

猫のペットフードは犬に遅れて、1950年代、米国で初めて缶詰が発売された由。日本にも米国の猫缶は入っていたようですが、日本初の国産猫缶は1970年、日本ペットフード社製の製品。
猫のドライフードは、1971年、ペットライン株式会社が国産初の猫ドライフードを発売。
その頃、日本でのペットフードはまだあまり普及していなかったものの、米国でのペットフード普及率は50%超、やがて日本でも普及することは間違いなしと予想されていたのでしょうね。
インスタントラーメンと並んで、ペットフードは世界的に普及した便利な商品では。
参考:「with PETs」

管理人
2022.8.27



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