SSブログ

朝日新聞「プロメテウスの罠」を読んで [閑話・ブログ管理人より]

朝日新聞コラム 「プロメテウスの罠」が、「いのちの記録」として4月12日迄の18回にわたり、東北大震災後の原発事故に翻弄された人々、ペット・家畜たちの記録を報じていました。

避難地域の獣医師、福島県動物救護本部のシェルター、後回しにされた猫の保護、警戒区域内で繁殖してしまった人を知らない猫たち、誰もいない動物病院のガラス戸を割って犬猫の食事をばらまいた動愛ボランティア、現地での軋轢、予防注射、不妊、しつけ等飼主が備えるべきこと、等々。

最後の回で環境省動愛管理室の責任者が、「福島での対応は不十分、遅かった」とし、災害時のペットに関する指針を作るべく奮闘中、「飼主は避難にペットを同行する」「行政は避難所や仮設住宅でペットの受け入れ態勢を整える」の二点を明記するとありました。
二年経って指針?遅すぎますね。
震災の約一月後、環境省には上の「二点」を意見・要望として送りましたが、何も政策には反映されませんでした。当時のブログはこちら。
http://tochigi-wannyan.blog.so-net.ne.jp/2011-04-26

せっかくですから災害時の特別処置として、盲導犬などと同じ扱いで避難所はペットを拒絶してはいけないように法制化すべきです。そうすれば避難場所、住み分けが工夫されるはずです。そして、飼主は普段から予防注射を含めた適正飼養管理に努める責任がありますね。
以上
管理人
2013.04.24



nice!(0) 
共通テーマ:ペット

nice! 0