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夏の暑さにご注意!(2009:Re-issued ) [猫の飼い方]

== original column : by the cat advocator ==


スチール網

脱走防止用スチール網を網戸と併用、開放窓に取り付け。


「夏の暑さにご注意!」(2008年07月08付コラムの再投稿です)

猫は暑さが苦手です。
夏場の猛暑は致命的になる場合も。脱水症、熱中症にご注意ください。
駐車車両、閉め切った部屋は危険なので、動物を入れておけません。
陽が照っていなくても、気温湿度が高いと注意が必要です。
猫が舌を出して息をし始めたら、すぐに冷やして回復を待ちます。症状が治まらない場合は動物病院へ。
(決してそのような状態にならないように、配慮が必要です)


猫の適正気温・湿度
適正気温:18~28℃
適正湿度:40~60%
(犬の場合もほぼ同じです)

地域、場所、季節、天候、住居の構造、通風、朝昼夜。気温は一日の間でも大きく異なります。
若い猫、老いた猫、短毛、長毛。個々の猫によって耐性に差はあります。
猫(犬)の健康を守り、適切な環境を保つことができるのは飼主さん。

夏の室温管理:
エアコン、日除け、窓を開けて通風(脱走防止の網サッシ等により工夫)。
家人が外出時にはエアコンをつけます。寒すぎると猫が部屋に入れないので、日頃から猫が好むエアコン温度をチェックしておきます。エアコンのある部屋と他の部屋を自由に行き来できるように配慮。万が一の停電時にも、冷マットや一部窓を開けて備えます。
ワンルームの場合、冷やし過ぎに御注意。キャットタワー、家具等によって、温度差のある上下を自由に行き来できるように配慮し、タオルケットなども備えておきます。

新鮮な水をたっぷり御用意。いつでも猫が飲めるように。

誤解:
「猫の祖先は、暑い砂漠地帯で暮すリビア山猫。故に、猫は寒さに弱く、比較的暑さに強い」などと、何かのコラムにありました。
リビア山猫は炎天下にほっつき歩いたりせず、日中は涼しい岩穴などで休息し、気温の下がった夜間に行動。夏の気温は高いものの、リビアの湿度は日本のように高くはありません。猫は厳寒の屋外で暮らすのは困難ですが、イコール暑さに強いとはなりません。
日常、猫の様子をよく観察し、どういう環境が適切であるかを把握しておくと安心です。

冬:
本州以南の場合、屋内の気温はそれ程厳寒ではありません。こたつ、ホットカーペット、布団等により、寒さを防ぐことは容易です。

屋外の犬:
外に繋いでいる犬は、涼しい場所へ。陽射しを遮る工夫を。
散歩は炎天下を避けて涼しい朝晩に(昼間のアスファルトは熱くなり、散歩に不適)
以上

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