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猫と犬のお口のケア 五: [猫の飼い方]

猫と犬のお口のケア 五: 猫と犬、共通です。

歯垢、歯石の除去
付着してしまった歯垢、歯石は、どのように除去するのか?
薬剤による除去はできないので、動物病院での専門的な作業が必要です。

動物病院で行われる歯垢歯石の除去作業:
歯垢、歯石、炎症の状態を観察確認
歯周病の進行程度が著しい場合は、抜歯も。
歯の表面、隙間、裏側、歯根(歯の付け根)、等、隅々まで除去作業を行います。
超音波スケーラー、スケーラー、キュレットという専門の道具が使われます。
歯、歯のまわり、歯周ポケットの歯垢歯石を全部丁寧に除去。
歯の表面を研磨、研磨剤と研磨ブラシ(電動)を使用。仕上げにラバーキャップで研磨。
処置後、ざらざらになった歯では汚れが付きやすいので、歯の表面を滑らかに。
口腔内を生理食塩水等で洗浄。

人の歯の歯石除去とそう変わりはありませんね。作業の折りには、使われる水の吸引作業が続けられています。
これ程の作業が必要になるので、猫や犬が動かずに耐えられるはずがありませんね。
猫、犬、動物の歯垢歯石の除去は全身麻酔をかけて行われます。
以上

OSのサポートの関係でパソコンの入れ替えを予定しています。
数年に一度の諸々の作業。慣れていないので、ちょっとストレス。
今まで自分で行ってきたから今回も自分でやりませう。当たり前かな。。。
最近、サポートビジネスが普及しています。初期設定だけでこんなに費用かかるの?と、見て聞いてびっくり。

管理人
2022.11.29




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猫と犬のお口のケア 四 ・ 口腔ケア [猫の飼い方]

猫と犬のお口のケア 四: 猫と犬、共通です

猫と犬、お口のトラブルのサイン
トラブルに気が付いたら、歯のトラブルは軽度の内に獣医さんと相談、適切な処置を!

@@@ 次のような行動、しぐさは歯周病を疑う!:
食事の時、食べ物をぽろぽろこぼす
片側の歯だけで噛む
頭を頻繁に振るようになった
犬が口を地面などに度々擦り付けるようになった
猫が顔を人に摺り寄せなくなった
何故か怒りっぽくなった
前足の先が唾液で濡れ、汚れが目立つようになった
@@@ お口の中の違和感、痛み、上手く噛めなくなった、痛い部分を触れられたくない等、口腔内のトラブルが原因で見られるそうです。

他に、飼主がチェックできるトラブルのサイン:
口臭
歯の色の変色、黄色・茶色
歯肉の赤み、腫れ、出血、
歯石、歯垢
口の周りの唾液、汚れが目立つ
涙目、目やにが目立つ、特に片側の目だけ
食物を噛まずに丸のみする
食事中に意味なく叫ぶ、鳴く、奇声、奇体
たべたいのに食べない
柔らかい食物だけしか食べなくなった
顔や顎まわりを触れられたがらない
以上
次回へ続きます

bf
朝はパン食、牛乳と野菜類。
猫のカリカリみたいに、「これと水だけ」みたいならいいな。。。

管理人
2022.11.25

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絵葉書・猫の絵 [閑話・ブログ管理人より]

24季節、昨日は小雪。小雪の舞う寒い季節の到来です。
インフルエンザとコロナウイルスの同時流行が懸念されていて、油断できませんね。

さて、集めたわけではありませんが、

絵葉書

猫の絵 絵葉書です。
送り先用件は決まっていませんが、つい、購入。

昔ぐれ
むかし、在りし日のぐれあにさん
カーテンレール、猫あるあるですね。

管理人
2022.11.23



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猫と犬のお口のケア 参  [猫の飼い方]

猫と犬のお口のケア 参:猫と犬、共通です。

猫と犬のお口の中の病気 ②:
本当にこわい、歯周病。。。。

歯周病は歯と周辺組織にとどまらず、全身に悪影響を及ぼすこわい病気。
歯周病の菌(歯周病原性細菌)は、血管の血流のって全身に拡がります。
人の場合は、
糖尿病にかかりやすくなる
誤嚥性肺炎の原因となる
心筋梗塞、心内膜炎、動脈硬化、早産、低体重児産等を起こしやすくなる、等。
こわいですね。。。。

猫と犬でも同様の疾患を引き起こすようです。
歯周病菌が内臓に入ると、
腎臓疾患、肝臓疾患、心臓疾患、血糖値などに影響すると分かってきました。

治療と予防はどうしたらいいのでしょうか????
次回へ続く
以上

kamakiri
秋が深まり、
カマキリがくたくたになって家の傍に現れました。
もう、先は短い。春に生まれて成長してこれまで生き延た。
「頑張ったね!」

管理人
2022.11.17



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猫と犬のお口のケア 弐 [猫の飼い方]

猫と犬のお口の中の病気 ①:
人の歯の疾患と同じ類で、聞き慣れた病名ですね。
猫の飼い方、犬の飼い方、共通です。

虫歯:
犬、猫には人と比べて患者は少ない。甘いお菓子などはあげない。
ミュータンス菌(虫歯菌)が炭水化物を分解して酸をつくる。
その酸が歯の表面組織を破壊、う蝕。これが虫歯。

歯周病、以下を総称:
歯肉炎:
細菌によって歯肉に炎症が起きる。
歯肉の腫れ、赤みが現れる。
歯周炎:
歯肉炎が進行した症状。歯の表面が茶色に変色、強い口臭、よだれがふえる。
歯肉炎が歯周組織に至る。悪化すると、歯根膜や歯槽骨が溶け、歯がぐらつく。
歯の回りを触れられると嫌がる。食べるとき食べにくい。

歯周病がさらに進むと、周囲の骨が溶けて穴があいてしまいます。
目の下、顎の下、等。
皮膚に穴があき、腫れ、膿が見られる(外歯瘻)
歯肉は口腔内の穴(内歯瘻)
動物病院で、抜歯等の治療が必要です。

参考:「with PETS」日本愛玩動物協会刊行
以上

管理人
2022.11.11

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猫と犬のお口のケア 壱 :歯 [猫の飼い方]

猫と犬のお口のケア

お家で暮らすペットは野生動物に比べて歯周病にかかりやすい。
狩猟や外敵からの防御といった本来の歯の使用が必要無くなり、自然に削りとられていた歯垢が付着しやすくなりました。
歳をとるにつれて、歯とお口の中のトラブルは増えますね。
人の場合は幼少の頃から歯磨きの習慣を身につけてケアしていて、ペットも口腔ケアは大切。でも、実際に犬や猫の歯みがきをしようとしても、嫌がって触らせてくれない。特に猫は嫌となると応じない。
言って聞くようなら猫らしくない。。。

大切な歯、今、欠損はありませんか?
猫の歯の数(永久歯):
==上顎(本数:16)==
切歯 : 6  前歯ですね。
犬歯 : 2
前臼歯: 6
後臼歯: 2
==下顎(本数:14)==
切歯 : 6
犬歯 : 2
前臼歯: 4
後臼歯: 2

犬の歯の数(永久歯):
==上顎(本数:20)==
切歯 : 6
犬歯 : 2
前臼歯: 8
後臼歯: 4

==下顎(本数:22)==
切歯 : 6
犬歯 : 2
前臼歯: 8
後臼歯: 6

先ずはチェックから。
以上

管理人
2022.11.6


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