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重症熱性血小板減少症候群(SFTS) [閑話・ブログ管理人より]

「出血熱 致死率2割超 ネコ・犬から感染」

朝日新聞の記事(2022.5.22付)にありました。見だしを見ると怖いですが、
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)のことです。

2017年、国内で初めて猫への感染が確認されました。人への初感染は2013年。
感染源はマダニ(フタトゲマダニ)。ウイルスを媒介するマダ二に噛まれた猫、犬、人、鹿、イノシシなどが感染します。
人の症状:発熱、下血、嘔吐、
犬、猫の症状:食欲低下、発熱、下痢、等。
治療薬、治療法はまだ無し。

朝日新聞さんの報道によると2017年から2022年3月までに主に西日本で猫449匹、犬24匹の感染が確認され、2021年の人への感染は109人とのこと。
感染した犬・猫から人への感染も確認済、感染動物の排泄物、飛沫、体液からも感染することは知られています。

猫の完全屋内飼育、人もできるだけ草地には入らず庭で作業を行う際には長袖長靴長ズボンで防備。マダニに接触しないことが肝要で、過度に恐れる必要はないはずですね。
「マダニ」は家の中にいる「家ダニ」とは種が異なります。
庭の草をぼうぼうにはやしている家が近所にあると、ダ二とかスズメ蜂とか不安です。
以上

管理人
2022.5.28



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